平成26年10月、龍ケ崎市文化会館の、大ホールにグランドピアノ「スタインウェイ D-274」を導入しました。
現在、文化会館大ホールで使用しているコンサートグランドピアノ(ヤマハ製)は文化会館の開館以来のもので、毎年保守点検や調律を行い大切に使ってきたものですが、購入から30年を経過したこともあり利用者から新たなピアノを要望する声が高まっていました。
市では、これを受けてスタインウェイ&サンズ社のトップモデルであるコンサートグランドピアノD274 を購入しました。
スタインウェイピアノは世界的に名器として知られており、多くの弾き手にとって憧れのピアノとされ、国内外のトップアーティストに頻繁に利用されているものです。
一つ一つが手作りのピアノは、全く同一機種であっても使われた木材など微妙な違いから個性が現れるといいます。文化会館のスタインウェイD274
は、当市ゆかりのピアノ指導者でプロピアニストである藤原亜津子氏・大畑知子氏・和田れいな氏の3氏に試奏と選定をお願いし、全員一致で選ばれた1台です。 こうして納品されたピアノもすぐに使うことができるのではなく、およそ3カ月程度は弾き込みが必要となります。
できるだけ多くの方に弾き込みをしてもらうことで、「鳴り」がよくなり、音に広がりや豊かさが出るようになります。